山梨大学教育学部附属中学校 山梨大学教育学部附属中学校

学習過程を意識した「読むこと」の指導 (平成23年 望月)

*教育センター研修資料の抜粋です。

学習過程を意識した「読むこと」の指導

山梨大学教育人間科学部附属中学校 望月陵

Ⅱ 新聞の活用

Excersise 2  新聞 山梨日日新聞 2011/7/9付

 新聞レポートの作成

2011年 8月 3日(水)           No.
組  番 氏名
テーマ
 
 
記事
 
   山梨日日新聞     2011/7/9日付
他の
メディア
(この話題を他のメディアでも見たり聞いたりした場合に記入)
要約
 
シンプルに!
 
(生徒の状況に応じて指示を)
 
 
 
気になる言葉
 
 
自分の
考え
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
の一言
 
 
 
 
 


NIE Ver. 2011.summmer

【新学習指導要領 C領域】

第1学年
語句の意味の理解ア文脈の中における語句の意味を的確にとらえ、理解すること。
文章の解釈イ文章の中心的な部分と付加的な部分,事実と意見などとを読み分け、目的や必要に応じて要約したり要旨をとらえたりすること。
自分の考えの形成ウ場面の展開や登場人物などの描写に注意して読み、内容の理解に役立てること。
エ文章の構成や展開、表現の特徴について、自分の考えをもつこと。
読書と情報活用オ文章に表れているものの見方や考え方をとらえ、自分のものの見方や考え方を広くすること。

【「読むこと」の言語活動 】

第5・6学年第1学年第2学年第3学年
言語活動例ア 資料を提示しながら説明や報告をしたり、それらを聞いて助言や提案をしたりすること。ア 日常生活の中の話題について報告や紹介をしたり、それらを聞いて質問や助言をしたりすること。ア 調べて分かったことや考えたことなどに基づいて説明や発表をしたり、それらを聞いて意見を述べたりすること。ア 時間や場の条件に合わせてスピーチをしたり、それを聞いて自分の表現の参考にしたりすること。
イ 調べたことやまとめたことについて、討論などをすること。イ 日常生活の中の話題について対話や討論などを行うこと。イ 社会生活の中の話題について、司会や提案者などを立てて討論を行うこと。イ 社会生活の中の話題について、相手を説得するために意見を述べ合うこと。
ウ 事物や人物を推薦したり、それを聞いたりすること。

Ⅲ ワークシート

Excersise 3  将来の自分のため

考えられる工夫課題 「筆者の主張」をさらに強く述べるにはどのような工夫が考えられますか。

【資料】

○ 改訂のポイント

  • 3領域1事項
  • 言語活動例 → 領域の内容へ
  • 学習過程の重視
  • 系統性と重点化 → 系統表を「解説」に掲載
  • 国語科における読書指導
  • 漢字の指導,書写の指導
  • 移行期間と完全実施 

○学習過程の明確化

○言語活動

【今なぜ、言語活動の充実か?】 

(第3回ことばと学びをひらく会 2009年10月24日 横浜国立大学 高木まさき氏講演より)

3)活動で学びはどう変わるか?

  • 知識を使うことで、知識が身に付く
  • 習得的な力も活用的な学習の中で身に付く。
  • 書く過程で考える、試行錯誤が生きる。
  • 言葉への気づきが生まれる。
  • 交流によって、違いを知る、楽しむ。
  • 表現する(伝える)喜びを味わう。

4)旧来の国語科の学習)(読解中心)

5)言語活動で、学びのリソースをリンクさせる。

【公開研究会のお知らせ】

山梨大学教育人間科学部附属中学校 中等教育研究会

平成23年10月22日(土)

午前 研究授業 (全教科行います。国語科は2本行います。)

午後 分科会

参加費・資料代 無料

*詳細につきましては、附属中HPをご覧下さい。または望月までお問い合わせ下さい。